月別アーカイブ:2017年12月
~美人さん連れて行くよ~
友人のM君から、電話がありました。
「明日の夜、空いてるか?」
「ああ、空いてるよ」
「よし、それじゃ美人さんを連れて行くから一緒に飲もう」
「美人さんを連れて来るって、奥さんか?」
「俺の嫁さんはブスだ」
Mさんの奥さんは、明るく聡明な素敵な女性です。
「まあ、楽しみにしてて。酒を一本持って行くから、ツマミたのむ」
次の日の夕方、ニコニコしながらM君がやって来た。
「あれっ、お連れさんは?」
Mさんは黙って、どんどん家の中に入って来ました。
テーブルの上に段ボール箱を置き、「これだ!」と言って大事そうに箱を開けました。
大きな花の蕾の一輪挿しが現れました。
「これが一年に一度、夕方から咲き始め明け方には咲き終わる<月下美人>だよ」
名前は聞いたことが有るけど、これが「月下美人」
「月下美人」を真ん中に置いて、ワクワクしながら一杯飲み始めました。
時々目をやると、少しずつ花が開いていきます。
穏やかで清楚な香りが、漂ってきました。
夜11時頃に、満開になりました。
その清廉で純白の花の美しさに、ただ見とれるばかりでした。
朝4時頃起きて見ると、花はしぼんで終わりを告げていました。
美人薄命いや、美花薄命でしょうか。
花言葉
「はかない美」
「はかない恋」
「艶やかな美人」
「娘が運転免許証を取得しました。」
久しぶりに、お客様のTさんから電話がありました。
18年前に、新築住宅の外構工事の設計施工をさせて頂きました。
娘さんが運転免許証を取ったので、駐車場を拡張したいとの要望でした。
Tさん宅を訪問しました。
Tさんと娘さんが、ニコニコして迎えて下さいました。
当時2才だった娘さんが、立派な大人。
年月の流れの速さを、改めて感じました。
Tさんは、全面駐車場にしたいとの希望でした。
全幅を測って見ると、4台のスペースは確保できますが、5台分のスペースはとれません。
その為、階段とアプローチを残した4台スペースの駐車場を提案しました。
左側の既存駐車場に合わせ、土留めはレンガ積みになりました。
コンクリートの間のスペースは、Tさんが砂利を敷く予定です。
残念ながら樹木は伐採処分になりましたが、成長して素敵な枝振りになっている「オリーブの木」は、鉢植えをお進めしました。
私も、娘さんの納車が楽しみです。
先日の日曜日、瀬戸谷方面へ車を走らせました。
素敵な「原風景」に、出会いました。
川の小さな瀬の音、土の匂い、初冬の空気。
ススキの白穂の種子は、北風を待って新天地への旅立ちを準備しています。
瀬戸谷温泉ゆらくに入りました。
皆さんは、穏やかなとてもいい顔をされています。
子供がバシャッバシャッと、泳ぎ始めました。
お父さんは、子供を叱りました。
でも本気で怒っていないのが、皆さんには解っています。
しぶきを受けたおじさんが、ニコニコして顔をぬぐっていました。
寒くなりましたね。
ご慈愛下さいませ。
~駐車場を3台スペースに~
Nさんは奥さんと二人暮らし。
娘さんご家族は同じ市内に住んでいらっしゃいます。
時々娘さんが、お孫さんを連れて遊びに来るのですが、車を1台しか駐車できず不便を感じていらっしゃいました。
〈着工前〉
Nさんのご希望をお聞きし、駐車場の拡張工事を着工しました。
○ 3台の駐車スペース
○ 門柱(表札・ポスト取付)
○ 娘さんの大切な記念樹のキンモクセイは玄関脇に移植
○ 庭石の組み替え
○ ゆったりしたアプローチ
工事完成後、娘さんの来宅の回数が増え、Nさんご夫婦は「お孫さんに囲まれ楽しい」とおっしやっていました。